医療法人 康誠会
「誇りをもってより良い医療の実践を」
皆さん、明けましておめでとうございます。新たな年を元気に迎えられたことと拝察いたします。
さて、日本は世界中でもまれに見る高齢社会を迎えいくつかの問題に直面しています。そんな中で国民が願うことは日々、いつまでも元気に、楽しく豊かに過ごすことのできる生活でありましょう。高齢化は必然的に病気や障害の頻度を高め、あるいはフレイルなどの虚弱身体を引き起こし、よりよい生活を望む高齢者やご家族を悩ましております。とくに認知症はご本人やご家族への著しい心身の負担をかけ、大変厳しい国民病といっても過言ではありません。そんな中で私たち医療者は少しでも認知症という病態を克服し、患者様が豊かに生活してゆけるように貢献して参りたいと思います。
それには3つのことが重要と考えます。1つは医療という仕事は大変な労力と神経をつかう仕事でありますが、一方では立派な仕事であると思っています。医という敬けんな仕事に従事できる機会を大いに喜び、誇りを持って仕事にあたる事、その誇りにふさわしい医療を提供していくことが大切です。
2つ目は安心・安全・良質な医療を心がけることです。この達成には医療機器やITなどのインフラの充実は必須です。当院の電子カルテシステムは導入されてから4年を経て、情報共有、迅速な情報伝達という機能を達成しました。今年は電子カルテシステムのリニューアルが予定され、より使いやすい環境が整えられることでしょう。そしてより大切なことは、良質・安全な医療達成にはそのシステム、インフラに魂を入れることと思います。患者様を思う暖かい心はインフラを通して必ず医療行為に反映されるものと考えます。
3つ目は患者様に対し、求められる髙水準の医療を実践するには医療者自身の健康な心身が大切であります。医療者自身も高齢化の傾向にあります。悪いところがあればしっかり治し、あるいは生活習慣病のようなものは悪化させないように健全な身体を保つように心がけることが大切です。
本年も、東員病院医療者としての誇りを持ち、患者様に丁寧かつしっかりした医療を提供して参りたいと考えております。この1年が皆様にとって幸多き一年となるよう心よりお祈り致します。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
院長 山内 一信
〜ほっと一息 ちょっと笑顔〜
クリスマス会
平成29年12月20日に東員病院の各病棟にてクリスマス会を開催しました。レク委員会のメンバーがサンタクロースに仮装し、各病棟を訪問させて頂きました。患者さんにはクリスマスツリーの貼り絵をして頂きました。ジングルベルときよしこの夜を合唱し素敵な歌声を聞くことができました。また、車椅子に移乗できない患者さんにはサンタさんがベッドサイドまでお邪魔させて頂き、「メリークリスマス」と声を掛けさせて頂きました。東員病院のサンタクロースは患者さんにたくさんの笑顔を届けに来年も訪れることでしょう。
〜2018年1月の行事予定〜
1日（月） 元旦（祝日）
8日（月） 成人の日（祝日）
10日（水） クリーンアクションデー（康誠会全体）
10日（水） お楽しみ会（サ高住）
24日（水） 移動理・美容車（病院）
24日（水） 誕生会（病院）
24日（水） 認知症相談会＆施設見学会（康誠会全体）
26日（金） お楽しみ会（ケアハウス）
26日（金） 移動理・美容車（ケアハウス）
